2008年9月26日

第494回例会 会長タイム

米山梅吉は1868年2月生れ(明治元年となる年)でポール・ハリスも1868年4月生れで、二人は同い年です。
米山梅吉は秀才で向学心に燃えていたため、20歳で渡米、8年間も勉強しています。これが土台となってその後の活躍が可能になったと思います。帰国後、実業家として実力を発揮するかたわら、社会奉仕活動へ熱心に取り組むようになります。
一方、ポール・ハリスは23歳で弁護士資格を取得した直後から、愚行の5年間(実は見聞を広げるための諸国放浪の旅)という職業を転々と変えながらの放浪生活を歩むのです。そして弁護士事務所を開設したのが28歳で、梅吉が留学から帰国する年です。はたして二人は出会うことがあるのか。この記念館へ来る前から興味がありました。

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2008年9月19日

第493回例会 会長タイム

IMG_5007.JPG俳聖松尾芭蕉の傑作「古池や蛙飛びこむ水の音」は誰でも御存じの名句です。江戸で人気俳諧師だった芭蕉が41歳のとき、俗にまみれた俳諧の現状を苦慮して自らの句風を追求するために西方へ旅立ち、新境地にたどり着きました。その集大成として43歳のときにこの句を発表しています。俳諧集「蛙合(かわずあわせ)」の第1句です。言葉遊びだった俳諧を芸術性の高い文芸へと高めた初めての句だと言われています。日本人だったらこの句から詩情豊かな風景を思い浮かべることができるでしょう。
ところで、文芸評論家の森本哲郎(森本毅郎アナウンサーの兄)は、アフリカサハラ砂漠のオアシスの木陰に寝そべって松尾芭蕉と与謝蕪村の句集を読むという体験をしています。乾燥しきった砂漠の上に蜃気楼が浮かぶように、豊富な水に恵まれ緑に覆われた日本の情景が思い浮かんだそうです。そして、水を詠んだ句が非常に多いことに気付きました。現地のガイドに「古池や蛙飛びこむ水の音」のすばらしさを一生懸命説明したところ、この五七五に込められた詩情をまったく理解してくれなかったそうで、「石を投げ込んだって水の音はするだろう。」とか、「水の音は泉の深さを測るのに役立つので命にとっては大切な音だ。」という文芸とは関係ない返事が返ってきたそうです。そのとき、日本人の情感に寄り添って伴奏しているのは水の音なのだと悟ったそうです。与謝蕪村には「春の海ひねもすのたりのたりかな」があります。
最近は豪雨や台風の被害が大きく、芭蕉の「五月雨を集めてはやし最上川」は名句ですが、つらい思いも誘います。地球温暖化は文芸鑑賞にも影響を及ぼし、深刻ですね。

2008年9月12日

第492回例会 会長タイム

北村直前会長は会員増強の基本として、「職業奉仕の理想を分かち合う同志を増やしたい。」と強調されていました。本年度はそれを受けて職業奉仕を担当されています。そして、本日は待ちに待った職業奉仕に関する卓話例会です。地区職業奉仕委員長の雨宮(あめみや)光孝様(海老名RC)、ゲストスピーカーをお引受けいただきありがとうございます。当クラブでは昨年2月以来の職業奉仕卓話例会です。昨年度入会された13名の会員の方々にとって初めての経験となります。雨宮様、よろしくお願い申し上げます今月9日に開催された米山奨学セミナーへ参加し、貴重なお話しを聞くことができました。このような地区セミナーに参加し、ロータリーの理解を深める機会を持つことは、ロータリーが好きになる重要な要素であろうと思います。毎年参加者をロータリーすなわち回転させ、多くの会員にセミナー参加の機会が与えられるよう検討したいと思います。会員からも積極的に参加希望が出てくることを期待しています。今月26日()には米山梅吉記念館研修ツアーという移動例会が計画されています。ロータリー理解の第一歩を踏み出す良いチャンスとなりますので、特に訪れたことが無い会員は是非御参加下さいセミナーの内容を少し紹介しますと、R財団の国際親善奨学生制度では日本は不人気だそうですが、在日留学生を対象としている米山奨学金は人気が非常に高く、多くの米山奨学生から感謝の言葉を頂いているそうです。その理由は、月一度例会に出席することによりロータリアンと交流しロータリーを学ぶことができること、奨学生一人一人に付くカウンセラーから困難を乗り越える勇気を与えられたり、日本の事情を学んだり、人生の指針を与えられたりして、人生が大きく好転するきっかけとなっていることなどです。例として中国人の米山学友で現在東大医学部准教授として活躍中の唐 偉(とう い)氏が卓話をされました。厚木中RCでお世話になりカウンセラーの山下様にすばらしい指導を受けたお陰で、「まさか、まさか」の連続したすばらしい人生が展開し、人生が変わってしまったそうです。奨学金の他にロータリアンの愛情をいただけるすばらしい制度だと感謝の気持ちを披露していました。<皆さん、今年度も一人平均2万円以上の米山記念奨学会寄付金に御協力ください。一人でも多くの立派な奨学生を育成し、平和を愛する日本の民意を海外の若者に理解してもらう機会を増やしましょう

2008年9月 5日

第491回例会 会長タイム

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8月30日半原小学校で実施の「鰯雲」映画鑑賞会は成功裏に終了することができました。会員の皆様の協力のたまものと感謝しております。稲妻を伴う雨天にもかかわらず100名を優に超える観客が集まり、歓声を上げながら熱心に見入っていた様子に、やって良かったとうれしく思いました。集客に御尽力いただきました大矢鳳城会員と内田会員に大変感謝しております。8月26日午前、アフガニスタン東部ジャララバードで活動するNGO「ペシャワール会」の職員、伊藤和也さん(31)が何者かに拉致され殺害された事件は、誠に残念です。現地にとけ込み農業指導で実績を上げて住民に慕われていた伊藤さんの功績を日本人としてたたえたいと思います。ご冥福を祈ります。9月2日のロータリー財団セミナーへ吉村理事、土屋エレクトと3名で出席しました。ロータリー財団についての説明は10月に関連例会が予定されておりますので省きますが、「世界でよいことをしよう」というスローガンのもと、教育的プログラム、人道的プログラム、そしてポリオ・プラス・プログラムを進めてきました。いずれにおいても大きな成果を上げています。これらの活動の資金源はロータリアンからの寄付金です。国際ロータリーでは「毎年あなたも100ドルを」と呼掛けていますが、2780地区では毎年一人180ドルの年次寄付を目標としています。そして、2007?8年度に一人平均180ドルの目標を達成したクラブは69クラブ中27クラブ(約40%)ありました。当クラブは118ドルで目標金額の66%でした。これは昨年度の会員増強の成果で新会員が多かったことも影響していると思われます。年次寄付をしている会員のみでは平均180ドルは超えているはずです。今年度は石射忠夫会員が地区財団増進委員を務めておられます。また、吉村職業奉仕委員長も財団寄付と米山寄付はロータリアンにとって重要な使命であると強調されておられます。今年度は一人でも多くの会員がロータリー財団寄付の重要性を理解し、ご協力いただけますよう切にお願いする次第です。竹内地区ロータリー財団委員長は、「皆様の『お心』・『愛』を頂きたい」と述べておられました。なお、ロータリー財団から支給される地区補助金の審査基準のなかに、新たに平均180ドルの目標達成クラブという項目が加わっていることをお伝えいたします。